ブルゴーニュ

モレサンドニ プルミエクリュ[2012]の魅力と感想レビュー!香りと口当たりの良さに圧倒される、最高のブルゴーニュワイン

こんにちは!ここ2-3年で、どっぷりワインにハマッている、makoです。

普段は赤白問わず飲みますが、特にハマッているのがブルゴーニュワイン

最初は酸っぱい軽いワインだと思っていたのですが、熟成の進んだものや少し上のクラスのものを飲んでみてビックリ!

あまりに複雑な味わいや、畑によるニュアンスの違いなど、とても一言で片付けられない魅力に圧倒され、それ以来ブルゴーニュを色々と試しています。

ここでは、最近私が驚いた、とっておきのブルゴーニュワイン「ドメーヌ デュジャック モレ サン ドニ プルミエクリュ2012」をご紹介致します!

「ドメーヌ デュジャック モレサンドニ プルミエクリュ2012年(Domaine Dujac Morey Saint-denis 1er Cru)」の特徴と基本情報

  • 価格帯:20,000円前後
  • 生産年:2012年
  • 生産者:ドメーヌ デュジャック
  • 生産地:ブルゴーニュ モレサンドニ
  • 種類:赤
  • 味わい:しっとりとした質感。重くないけど複雑な味わい。
  • 品種(ブレンド比率):ピノノワール100%
  • あなたの5つ星評価:★★★★★

歴史は長くなくとも、今やモレサンドニを代表するドメーヌとなった、ドメーヌ・デュジャック。

このドメーヌは、シャンベルタンやボンヌマールといったグランクリュも所有。白ワインも手がけており、こちらも赤に負けない素晴らしい評価を得ています。

創設者のジャック・セイスは、ドメーヌ・プス・ドールでワイン造りを学び、DRCのオベール・ド・ヴィレーヌやアルマン・ルソーのシャルル・ルソーらとも交流を深めています。

製法は、1987年よりリュット・レゾネ(2004年頃にフランスに導入された減農薬栽培)を始め、その後ビオロジックに移行し、現在ではビオディナミ農法を大半の畑で採用しています。

リュットレゾネ→2004年頃にフランスに導入された減農薬栽培のこと

ビオロジック農薬と化学肥料をできるだけ使わない自然な農法(有機栽培)のこと

ビオディナミ→ビオロジック農法のひとつ。太陰暦に基づいた「農業暦」にしたがって種まきや収穫を行う農法。牛の角や水晶粉などの特殊な物質を利用するのも特徴

モレサンドニは、名前こそそれほど有名ではないし、僅か150ha程の小さな村ではありますが、ワインの名産地として有名なジュヴレ・シャンベルタンとシャンボール・ミュジニーに挟まれた、ワインづくりには理想的な土地のひとつです。

「ドメーヌ デュジャック モレサンドニ プルミエクリュ(Domaine Dujac Morey Saint-denis 1er Cru)」の感想レビュー

モレサンドニは、特級畑と1級畑が村の総面積の50%以上を占めています

すなわち、ややお高目のワインが多いのです。

このクラスのワインは、はっきり言って私には非常に高価。中々手のでないものでした。

そんなとき、通っているワインバーでのワイン会で、モレサンドニの特集をするとのお知らせをいただき、なんとグラスで楽しめるとのこと。楽しみに参加することにいたしました。

そこで当日、モレサンドニのワインを、白も含め5種類ほどいただきましたが、なんといっても衝撃を受けたのがこの1本でした!

なによりまず、香りに圧倒されます。土のような湿った有機的な香りに、力強い男性的な、赤い果実感が漂います。ブラックベリーや、ダークチェリーのような、やや濃い色の果実の印象でした。

奥にバラのような、ちょっと青っぽい花の香りも感じられます。

その複雑味は、香水を嗅いでいるかのよう。若さ、酸っぱさなどは感じられず、しかし、くどかったり重くはない、いつまでも嗅いでいたい香りでした。複雑で、時間が経つたびに違ったニュアンスが顔を出します。

そして、お味について。

一口含むと、その香りに勝る複雑さが駆け巡ります。なんとも柔らかな口当たりです。スルスルと入ってくるのに、一口目から主張があります。

まず、香りよりも、ややさっぱりした果実感が感じられます。酸味はあまりありませんが、爽やかなベリーのニュアンスです。抜栓から、堅い印象はありませんでした。

しかしだんだんと、空気を含むことで、よりひらいていきます。湿った土や腐葉土のような、しっとりとした熟成感を感じられるように。

また、驚くべきはその余韻の長さ。この状態で、渋みやヒネた味がまったく無いこともポイントでした

畑の立地通り、まさにジュヴレ・シャンベルタンの野性味と、シャンボール・ミュジニーの優雅なふくよかさを両方一度に楽しめる、ブルゴーニュのお好きな方になら、万人受けする一本だと思います。

実際、ワイン会の参加者方皆様、空になったグラスに何度も鼻を向けるくらいのお気に入りでした!