ドイツ

感想レビュー|クロスター エーバーバッハ シュタインベルガー リースリング カビネット(Staatsweingueter Kloster Eberbach Riesling Kabinett Rheingau)

ワインには興味があり、飲みたいのですが、アルコールに弱くワイングラス1杯が限界です。

通が好むという辛口や赤ワインは刺激で、一口で身震いしてしまい飲めないので、マルチ ヴィタ・ヴィーノのようなフルーツワインや、あまりアルコールの匂いがせず、マスカットの風味が爽やかで口当たりのよい甘口白ワインの、モリオ・ムスカートも好んで飲みます。

今回は、ようやく見つけた飲めない私でも飲める、ドイツの白ワインをご紹介いたします。

クロスター エーバーバッハ シュタインベルガー リースリング カビネット(Staatsweingueter Kloster Eberbach Riesling Kabinett Rheingau)の特徴と基本情報

価格帯:3300円
生産年:2016年
生産者:クロスター エーバーバッハ醸造所
生産地:ドイツ ラインガウ
種類:白 甘口
味わい:口当たりがよくフルーティーで、まろやかだが、後味はすっきりしている。
品種(ブレンド比率):リースリング100%
あなたの5つ星評価:星5つ

クロスター エーバーバッハ醸造所は、もとは修道院です。1135年に設立されて以来、高品質のワインを製造し続けています。現在は、ヘッセン州の所管で、州立醸造所となっています。

ドイツは葡萄生産地域の北限のため、収穫量も温暖な地域より少ないので、糖度の高い葡萄で高品質なワインが造られてきました。

この醸造所のあるラインガウ地方は、ライン河北岸の南向き傾斜地に葡萄を栽培しています。

河面の反射光も利用し、効率よく太陽光を取り入れる工夫がなされています。また、川霧の発生により、極甘口ワインの材料となる貴腐葡萄も生産されます。

シュタインベルクは、盗難防止用の石壁で囲まれた葡萄畑で、壁は1766年に作られました。それにより蓄熱効果が高まり、より高品質の葡萄が生育するようになりました。

この、クロスター エーバーバッハ シュタインベルガー リースリング カビネットは、鉄血宰相と呼ばれたビスマルクが愛飲したことでも知られています。

クロスター エーバーバッハ シュタインベルガー リースリング カビネット(Staatsweingueter Kloster Eberbach Riesling Kabinett Rheingau)の特徴と基本情報

最初に飲んだのは、ドイツワインを試飲できる即売会です。味の好みが似た友人との2人で手分けして、100種類近くの銘柄から、甘口を中心に試飲しました。

店員さんが飲みやすいとすすめてくださったものでも、さっぱりした味のものは、口当たりがシャープすぎて2口目が続かなかったり、アルコールの香りが刺激的すぎたり、まったりしていても後味がべたつく感じだったりと、なかなか好みのものに出会えません。

試飲用の容器は、お猪口ぐらいの大きさで、1回にほんの一口ほどしか入れてくれませんが、2人ともアルコールに弱いので、すぐに酔っぱらってしまい、一度休憩を取り、頭を冷やしてから再度試飲しました。

2人ともがへべれけになりかかった時、フルーティーで口当たりがよく、芳醇な味わいがあるが、アルコールくささがなく、後味もまったりしているのにしつこくなく、切れが良すぎるわけでもなく、鼻腔に熟成された葡萄の香りが心地よい、今までにない、しかも求めていたもの全てを持っている1本にようやく出会うことができました。

腰が砕けて遠のきそうになる意識をどうにか呼び戻し、ラベルの名前を十数回復唱し、2人で手分けして覚えて帰ったのが、このワインです。

在庫が最後の1本でしたので、迷わず購入しました。

後日、友人と2人です開けました。

正体がわからなくなりかけの時の味覚は当てになるのか心配でしたが、それは杞憂にすぎず、ワイングラス1杯が限界の2人で1本開けました。

在庫がなくなったので、2人で近隣の酒店を片っ端から探し歩き、そのうちの1軒で手に入れることができました。

今度は1人2本ずつ購入し、何かの記念日や来客があった時など特別な時に開けられるようにしました。

現在では通販でも手に入るので、随分と便利になりました。

ドイツワインは、フランスワインやイタリアワインよりも有名ではなく、飲まれる頻度も少ないかもしれませんが、アルコールに弱い人でも飲めるもの、辛口が好きな人向け、生産量は白ワインよりも少ないですが、赤ワインやロゼもあるので、もっと多くの人に注目してもらえたらと思います。